GoogleやYahooの検索結果の削除は可能?

 「過去に逮捕された報道」のインターネット検索結果の削除を巡り、最近ではいくつかの裁判所で争われています。「人格権(プライヴァシー権)」VS「表現の自由(報道の自由)」が対立する難しい問題です。

 

(さいたま地裁平成27年6月25日決定)
 3年前の前科(児童買春禁止法違反で、罰金50万円の略式命令)がある男性が、Googleに対し「人格権の侵害」を理由に検索結果の削除を求めた事案。
 逮捕から3年経過後にも、Google検索で自分の名前や住所を入力すると、逮捕当時の記事が表示されていました。

 

 裁判所の判断:「事件後の時間の経過や歴史的・社会的意義、当事者の影響力等を考慮し、逮捕歴を公表されない利益が上回る場合は、削除が認められる」


 事実認定:この男性の前科前歴は、歴史的・社会的意義はない。男性の立場も考慮。比較的軽微な罪であったこと。したがって、男性が受けた不利益は大きい。ゆえに、削除を命じる。

 

 

(cf.昨年の京都地裁の判決)
Yahooに対する、逮捕歴表示の差止訴訟。
逮捕から1年半。執行猶予期間中。公共性が認められるため、削除を否定。

 


              (全国対応!神戸・西宮・大阪・阪神間の山本行政書士事務所)


 

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コメント: 1
  • #1

    Latricia Ayers (木曜日, 02 2月 2017 18:37)


    Its like you read my mind! You seem to know so much about this, like you wrote the book in it or something. I think that you can do with some pics to drive the message home a little bit, but other than that, this is wonderful blog. A great read. I'll definitely be back.